【総角・揚巻】アゲマキ −広辞苑より−
古代の少年の髪の結い方。頭髪を左右に分けて頭上に巻きあげ、双角状に両輪をつくったもの。また、この髪を結った一七、八歳の少年。角髪(つのがみ)。
『総角し 裳裾を束ね 袴とし 五百瓊ミスマル 絡巻きて 千乗・
五百乗 肱に付け』7文
『ヒタカミは 女男の子
髪を 総角に 綾取りて 勇み立つ』38文
『昔 クマソが 背きしも まだ総角に 平け得たり』40文
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