【(和し・柔し)・弱し】
A: 平らで穏やかなる如し。柔軟なる如し。
E:
負の方向に離れる如し。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」如し
『よろまろひとり そはにあり きみはよわくて みそきまれ』ホ11 『しかしまた つよきよはきも たねにより けいろにわかつ よしあしも』ホ192 『あめつちの ひらくむろやの かみあれは ゑやはよわかれ ぬしはなかかれ』ホ21 『ともにいさみて ひとなりは みのたけひとせ ゑはよわく とはふそちから』ホ38 『いのよろの たねはよわきも なかはしら もろもつくみも いよろなるへし』フいよろ |
「よわ(和・柔/弱)」+「し(形容詞語尾)」
「よわ」は「よふ(和ふ/病ふ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・やわらぐ・平る」、また「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
変態:「あわし(淡し)」「やわし(和し・柔し)」「やまし(疚し)」
類語:「やさし(優し)」
10/01/26
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