【八重垣旗】
モノノベを束ねる者の璽。
『やゑかきはたも たまはれは ふたたひのほる あめはれて うやまいもふす』ホ9 |
「やゑかき(汚穢垣/家重垣)」+「はた(機・旗)」
「やゑかき」は「家(統・和)を汚穢から守る垣」。これは「もののへ」の別名。
「はた」は「はつ(泊つ)」の名詞化で、ここでは「A:
合わす・結ぶ・束ねる・治める」などの意。
よって「やゑかきはた」とは「モノノベを束ね治める者」の意で、「おおものぬし(大物主)」の同義語。
また「はた(旗)」を以ってその物実とする。旗は後には剣に代わる。
類語:「やゑかきのとみ(八重垣の臣)」「やゑかきうち(八重垣大人)」「かきをみ(垣臣)」「つるきをみ(剣臣)」
09/07/24
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