【神渟名川耳尊】<人名>
やすかわ(和郷・安河)で生まれた御子。(ヤスキネの通称)
『まつりみゆきの やすたれに かぬかわみみの みこうみて いみなやすきね』ホ31 『よそふとし はつみかきみゑ かぬなかわ みみのみことお よつきみこ』ホ31 『かんやゐみこに ゆきおはせ ぬなかわみこと ゑといたる』ホ31 『かぬかわみみの あまきみと たかおかみやに はつこよみ』ホ31 |
「かぬ(和・交・兼)」+「かわ(側・郷)」+「みみ(耳)」
「ぬな(和)」+「かわ(側・郷)」+「みこと(尊)」
「かぬな(交和・兼和)」+「かわ(側・郷)」+「みみ(耳)」
「かぬな(交和・兼和)」は「かぬ(和・交・兼)」と「ぬな(和)」の合成。
「かぬかわ」「ぬなかわ」「かぬなかわ」はいずれも「やすかわ(和郷・安河)」の別名と思われる。
「みみ」はここでは「分れ・派生・分け身」などの意で「みこ」と同義。
09/12/22
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