【(肥奮・冠)】
正の方向に離すさま。「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」さま
『らははくは もくさかふろは ちおまして をいもわかやく』ホ24 |
「かふる(冠る)」の名詞化。
「かふる」は「かふ(上ふ・肥ふ)」と同義語「ふる(振る・奮る)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」などの意。
変態:「かむり(冠)」「かふら(鏑)」「かほり(香り)」
関連語:「かみろき(神漏岐)」
派生語:「かふろは(禿葉)」
【禿】
失せたさま。朽ち果てたさま。
『しかれとやまは かふろなり いまにきこりの いとまあき』ホ25 |
「かふる(禿る)」の名詞化。
「かふる」は「かふ(離ふ/枯ふ)」と同義語「ふる(放る/降る)」の合成。
ここでは「B: 離れる・退く・空く」、また「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」などの意。
変態:「かほろ(禿)」「かむろ(禿)」
10/07/11
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】