【(忌薬)】
曲りの直し。汚穢の祓い。
『みとせいつくに たらされと いわくすふねに のせすつる』ホ3 |
同義語:「くもくし(雲薬)」
【(斎奇・斎葛)】
D:
正の方向に離すさま。「上げる・尊ぶ・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・中心に置く・至らす」さま
『いわくすの ふねおもふけて まらかおち あまつははらお ふなおさに』ホ20 |
「いわ(斎・祝)」+「くす(奇・貴・葛)」の連結。
「いわ」は「いふ(斎ふ)」の名詞化。「くす」は「くす(奇す・貴す)」の名詞化。
両語ともここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・至らす」などの意。
12/02/04
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