あちきなし  アチキナシ  atikinasi

  

【(預き無し)・あぢきなし】
関わってはならぬ如し。手出し無用なさまである。

『そさのをしわさ あちきなく のしろしきまき あおはなち』ホ7

 
「あちき」+「なし(無し)
「あちき」は「あちく」の名詞化。
「あちく」は「あつ(当つ)」と同義語「ちく(交ぐ)」の合成で「あつく(預く)」の変態。
ここでは「A: 合う・交わる・関わる」などの意。

変態:「あずきなし」「あじきなし」「あじけなし

  

09/07/02

  

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