【粗モノ】
粗霊。劣る霊。粗暴で人に害を為す悪霊。
『あれおにものお やふるなら そらはふこにて まねきいれ』ホ12 |
「あれ(粗)」+「もの」
「あれ」は「ある(粗る)」の名詞化。
ここでは「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
「もの」は「見えないが存在する何か」を表す代名詞で、ここでは「エネルギー・霊」を指す。
変態:「おにもの(鬼モノ)」「おゑもの(汚穢モノ)」
類語:「しこめ(鬼霊)」「おにかみ(鬼神)」「まかつひ(曲つ霊)」「おふかん(穢神)」「はたれのもの(ハタレのモノ)」「はたれみ(ハタレ霊)」「おろち(愚霊)」「さかみ(邪霊)」
派生語:「あれおにもの(粗鬼モノ)」
13/10/30
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