あほうひ  アホウヒ  ahouhi

  

【(泡泥・混沌)】
(陽陰が分離する以前の)混沌。無秩序。物事が軌道に乗る前。創成期。

『あめつちの あほうひいまた あめみをや あておむすひて ふくうつほ』ホ18

 
あほ(空・泡)」+「うひ(泥)
「陽・陰」が分離する以前の混沌状態を表す言葉で、陽の元となったものを「あわ・あほ(泡)」、陰の元となったものを「うひ・うわ(泥)」と表現している。原初アメノミヲヤの「初の一息」によって何の区別も無い混沌が「を(陽)・め(陰)」に分離する。その後「を(陽)」は「うをせ(空火風)」に、「め(陰)」は「うひ(水埴)」に分れる。 

変態:「あわうひ(泡泥)」「あわうわ(混沌)」「あやふや」「うやむや」
類語:「あう(泡泥)
関連語:「あやふ(合和ふ・危ふ)

  

11/04/24

  

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