猿部 (猿侍)。
サルタヒコは猿部と神楽オノコの祖となる。
おそらくは獣に芸を仕込んでシシ舞(神楽シシ)を行う集団。今に言う「猿回し」。
そもそもサルタヒコの名は『猿を治す』か。
【猿女】サルメ −広辞苑より−
神祇官の職の一。大嘗祭・鎮魂祭などの神楽の舞などに奉仕した女。
★ウスメはサルメ(猿女･佐瑠女)氏の遠祖とされる。
★『古事記』筆録者太安麻呂の前で、その原資料を誦習した稗田阿礼の別名を「猿女之公(さるめのきみ)」という。
『好む渦侍を 賜りて その名顕す 猿部らと 神楽獣の 君の基なり』24文
『鹿島神楽の 獣舞を 問えば
トキヒコ "これ
昔 妙に渡りて 騒しばむを 辻君
統りて 立て全つる"』40文
『君 楽しみの 神楽獣 八万
鹿島に ある形 "障り無かれ" と 玩ぶ 猿治の神の 名にし負ふ』40文
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