カンフサ・カツサ

→ かんふさかつさ
  

上総 (上房)。
房国の上(かみ)。
「かみ」は中心・都に近い区画をいい、上総国の場合は「安房国のかみ」という意味らしい。
「房」は房総半島の地形から来ていると思われる。
ホツマツタヱには下総国は登場せず、上総国の北は常陸国となる。

ヤマトタケは大磯から船で上総に行くが、東京湾側ではなく太平洋側に渡ったものと思われる(九十九里浜か鹿島)。そして鹿島宮で一服した後、再び船でヒタカミに向かったものと思う。
  

『よりて御孫と タチカラヲ ワニ船に乗り 上総の ツクモに着きて カトリ宮 神言 宣れば』20文
『時 ヤマトタケ 皇軍を 上総へ渡す 軍船  漂ふ風を 静めんと オトタチバナは 舳に上り 天地祈り』39文
ヤマトタケ 上総に入れば 枝に 鏡を掛けて 向かひます』39文
『南は常陸 上総・安房 ミカサカシマに 賜りて カシマヒデヒコ トキヒコも オトヒコ三人  御衣賜ふ』39文
『御船 上総へ アホの浜  餌食むを 民に問ふ "あれは海蛤と '賎' が食む 膾も好し" と』40文

  

  

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