むつまし  ムツマシ  mutumasi

  

【(結まじ)・睦まじ】
<形容詞> 融合一体化する如し。偏り・曲りの無き如し。直ぐなる如し。一途なる如し。

『めとるちちひめ あひともに つねむつましく みやひなせ』ホ11
『はしえてとつき むつましく こおうみそたて またゆつる』ホ13
『をやのをしえに おきつひこ ふたたひとつき むつましくホ13
『すゑおをもひて むつましく わさおつとむる いせのみちかな』ホ13
『さかむかひして あひそめて それよりいまに むつましくホ16
『ことほきおえて むつましく こやねはあめに つかえます』ホ16
『こもりとは よよむつましく きみのため なかこひとつに まめなさん』ホ23
『かれによのうち むつましき ゑとおなつけて はらからと いふもとおりそ』ホ24
『みやこには きみむつましく やをかふり つくしのそやと』ホ27
『かたちはに ふはしらたちて むつましく これかみかたち』ミ7
『ちなみあひ ことほきおはり むつましく こやねはあめに つかえます』ミ逸

<名詞> 融合一体化。偏り・曲り・の無いさま。直ぐなるさま。一途。

『きみとひめとは ひとつきと むつましなさん もふすとき』ホ26

 
「むつま」+「し(形容詞語尾)
「むつま」は「むつむ(睦む)」の名詞化。
名詞としても使われる。

「仲が良い・親密である」という意味よりも、「一途・まっしぐら・直結・不可分」という意味合いが強い。

  

09/11/22

  

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