こそ  コソ  koso

  

【こそ (係助詞)】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・先立つ・優先する・栄る・優れる・至る・超える」さま

をゐのみるめも としなみの なこそしるへゆ ちなみあふはま なこそなるホ11
『まさにはつへし あめつちか わるさなせそと さかしこそすれ
ホ17
『われあれはこそ なんちその おおよそになす いたはりそ』ホ27

 
こす(肥す・超す)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・優先する・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る・超える」などの意。

 
 

【去年・(越)】
過ぎ越したもの。過ぎ越した年。

こそよりむかふ そさのをと あまのみちねと かとてなす』ホ6
『きみはこそ つほおしたひて みゆきなる たかのみやこお ひきうつし』ホ11
『むよろとしへて こそつきる さくすすそ むかしかすかに みことのり』ホ28
こそしはす よかにくろたの いほとみや うつしてことし はつこよみ』ホ32
『はりまのいなひ をいらつめ うちめのときに こそうつき はらみてうます』ホ38

 
こす(越す)」の名詞化。

変態:「こし(越し)

【去年草】こぞくさ  −広辞苑より−
 (二年草であるからいう) 麦の異称。

 
 

【九十】
90。 全方位を東西南北の4つに分けた場合の一方。 =けた(方)

『あかたぬし こそうちはつえ けたのかは かとやにいれて』ホ23

 
こ(九)」+「そ(十)

10/01/26

  

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