【斎杙・斎杭】いくひ −広辞苑より−
いみきよめた杭。神祭に幣物などをかける。
記下「初瀬の川の上つ瀬に―を打ち」
★一般には、土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄で囲って祭場となし、斎主たる神職のもと、建築業者・施主の参列の上で執り行う。祭場の中には木の台 (八脚台という) を並べ、その中央に神籬 (ひもろぎ、大榊に御幣・木綿を付けた物で、これに神を呼ぶ) を立てて祭壇となし、酒・水・米・塩・野菜・魚等のお供え物を供える。また、関西などの特定の地方によっては伊勢神宮近隣の浜から砂または塩を取り寄せ、四隅に置く場合もある。祭壇の左右に、緑・黄・赤・白・青の五色絹の幟に榊をつけた「真榊」を立てる場合もある。この五色絹は五行説における天地万物を組成している5つの要素、つまり木・火・土・金・水を表している。
→ ヰカスリ
『この真黄磨は 地引なす 鉛磨・黒磨 栄地なす 赤磨
打杭 白磨は 四方の連垣 黄赤磨は 惰る地を奮きて いかすれば』ミ8文
『この屋造りの ホツマ法 打杭・連垣 地引して 栄地
奮肥の 柱立て』ミ8文
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