タマノオヤジンジャ

 
玉祖神社 (周防国一宮)
山口県防府市大字大崎 (周防國佐波郡) 
祭神:玉祖命、祭神不詳
  

主神は玉祖命で、今一座は不詳。 玉祖命は玉造連(たますりのむらじ) の祖神で三種の神器の一つ、八坂瓊曲玉(やさ かにのまがたま) を造られた神で、別名櫛明玉命(くしあかるたまのみこと)、羽明玉命(はあかるたまのみこと)、豊玉命(とよたまのみこと)、玉屋命(たまのやのみ こと) とも称す。 不詳の一座は神主土屋家文書や防長風土注進案では、天鏡尊(あめのかがみのみこと )、天日神尊(あまのかかみのみこと)としている。
社記には景行天皇十二年(82年) 筑紫行幸の砌、周防裟婆(さば) に行在所を設けら れたのが玉祖神社北方の宮城の森であると伝え、その節剣を奉納されたが、今御殿奥 深くに宝剣として奉安されている。

【宮城の森】
ミヤキノモリともいう。神社北方三百メ−トルの田中にある。
景行天皇十二年に九州の熊襲部族が反乱。西征の途中周防国裟麼(佐波)に神夏磯媛 と名乗る女酋が勢力を張っていた。天皇至るときくや、神夏磯媛は磯津山(しずやま) から賢木(さかき) を採り、八握剣・八咫鏡・八尺瓊を上中下の枝にそれぞれに掛け、白旗を船の舳先に立て天皇を奉迎し恭順の意を示していることが日本書紀に載っているが、天皇は玉祖神社へ戦勝祈願され、その時の行在所の跡が宮城の森という。玉祖神社附属地。

【八籠山】
当社の北々西約六百メ−トルにある。通称霞山。糘山(すくもやま)
景行天皇宮城の森に行宮を設けられた際、この山に八神 (神皇産霊神・高皇産霊神= 天地萬物・人類はことごとくこの二神の力によって鎔造化育された。生産霊神=生成 活動の神足産霊神=充足完備の神。魂留産霊神=霊魂を身体中に鎮め留むる神。大宮 売神=和平を図る神。御膳都神=食物を主宰する神。事代主神=国土経営の神) を祭 られ、その時の祭器を埋められたところからこの名があるという。

  

  

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】