松阪 (目つ前)。
白子の旅屋に置き去りにされたアシツ姫は、一人で伊勢に向かうが、目前の所で塞き止められ、やむなく白子に戻る。
■「まつさか (目つ前)」は「目の前」の意と同じ。
アシツ姫の故事を基に「伊勢直前の地」という意味から、地名になったと思われる。しかしアシツ姫はが何に塞き止められたのかは不明である。
まさか −広辞苑より−
1.目前の時。まのあたり。目のまえ。現在。現実。
万一四「将来(おく)をな兼ねそ―し善かば」
2.物事が目の前に迫っていること。緊急。
浮、忠孝永代記「これ血気の勇にして、しかも―の役に立たず」
『姫一人 寝覚めて行けば 目つ前に 塞き止められて シロコ宿に 帰り誓つて』24文
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