泥除け。
★居木には、馬膚と鞍橋の間の緩衝となる下鞍(したぐら)
(膚付(はだつけ) と切付(きっつけ)
の二枚からなる)、膚付と切付の間に入れる泥除けである障泥(あおり)、鐙を吊す力革(ちからがわ)
などが取り付けられ、居木には鞍褥(くらしき)
が置かれ、その腰を下ろす部分を鞍壺といった。
【障泥・泥障】あおり −広辞苑より−
(アオ(煽)ルの連用形から)
泥よけの馬具。毛皮または皺革(しぼかわ)などで造り、下鞍の間に差しこんで馬腹の両脇を覆う。後には飾りとなり晴天にも用いた。しょうでい。
図解:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/137414/meaning/m0u/
【障泥を打つ】あおりをうつ −広辞苑より−
鐙(あぶみ)で障泥(あおり)を蹴って馬を急がせる。
■「あおり」に「障泥・泥障」の漢字が当てられている事実は、
『泥除けを打ち煽って浮羽とする』というホツマツタヱの記述がなければ説明がつかない。
『泥除けの 垂皮
浮羽と なる故は 馳せ行く道に 中窪の 小溝に行きて 鐙にて その垂皮を 打ち煽つ』19-1文
『打ち煽たれて 風含み 羽となる時 跳び越さす たとひ跳ぶとも 乗る人の ゆくり
無ければ 敢え跳ばず』19-1文
『浮羽の煽りを 現つとても 綱
強ければ 馬 跳ばず 綱
緩ければ 前足を 折りて倒るぞ』19-1文
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