【紅葉・黄葉】
熟成。満ち。至り。極み。
『きははるわかは なつあおは あきにゑもみち ふゆおちは』ホ1 『これはいふきの なるもみち はけてかつらき いとりやま』ホ16 『はるはぬるては なつあおく もみちはつよく ふゆはおつ』ホ28 |
「もみつ(紅葉つ・黄葉つ)」の名詞化。
「もみつ」は「もむ(揉む・熟む)」と同義語「みつ(満つ)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
【紅葉づ・黄葉づ】もみづ −広辞苑より− (奈良時代には清音で四段活用。平安時代以後濁音化し、上二段活用に転じた) 草木の葉が秋の末に、紅または黄に変わる。 後撰秋「斯くばかり―・づる色の濃ければや」 |
09/12/23
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