【(含ろ/膨ろ)・袋・嚢】
1.(何かを)包み収めるもの。入れ物。
2.袋状に膨れたもの。
『たねふくろ つちはつちかふ をんたから うゑたすかても くらにみつ』ホ9 『やまとひめ にしきふくろと つるきもち をみこにいわく』ホ39 『ものこけの むしはなかみの ふくろとり さなゑまつりに さるたなすかみ』フもこけ |
「ふくる」の名詞化。
「ふくる」は「ふく(葺く/膨く)」と同義語「くる(包る/幸る)」の合成。
ここでは「A: 合わす・収める・覆う・包む」、また「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
変態:「ふくみ(含み)」「ふくり(陰嚢)」「むくろ(身・躯)」「ふくれ(膨れ)」
10/02/05
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