スソノ

→ 語義
  

裾野。
山の麓周辺。
特にハラミ山のそれを言うが、現在の裾野市のようにもう少し狭い範囲を指す固有地名としての『裾野』があったようにも思われる。その場合、ヤマトタケに関する記述から察すると現在の静岡県清水区あたりに思える。

ニニキネハラミ山の裾野を田にしようとタチカラヲ八湖を掘らせる。
・アシツ姫
はハラミ山の裾野にウツムロして火を着ける。
・アシツ姫は裸足で裾野を走って興津浜に待つニニキネのもとへ向かう。
ヤマトタケは裾野にヱミシの族と出会う。
  

静岡県静岡市清水区山切字宮平、久佐奈岐 (クサナギ) 神社
静岡県静岡市清水区草薙、草薙 (クサナギ) 神社
  

木花之佐久夜昆売は、郷里の富士の裾野に帰り河口湖畔 に八尋殿を造り泥で眼張って無戸室とし、閉じこもってしまいました。以来この地を「産屋ヶ崎」と呼ぶようになりました。
  

ハラミ山から 四方を見て "裾野は広し 水を埋み 裾野 田にせん"』24文
裾野に 鬱室し 周りに柴の 垣 成して 母子誓ひて 中にあり 他胤ならば 滅びんと 火を着け焼けば』24文
『この歌に 恨みの斜 融け落ちて 肝に応えの 徒歩裸足  裾野走りて オキツ浜 君 喜びて 輿並べ 行く大宮は』24文
ヱミシの族 攻め上る 裾野に出会ふ ヤマトタケ ヱゾら欺き』39文
"野の鹿が 活き鑽り立ちて 踏みしだく 楉結ひして 道を知る 望み回りて 狩り給え" 君は "実に" とや 行き回む
39文

  

  

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】