伊予津彦。
サクナギの子。イサナキのいとこ。
おそらくツキヨミの妻イヨツ姫の父。
二尊の頃の四国 (ソアサ
また イヨとも) の国守。
二尊は筑紫の後にソアサを巡り、アワ歌を教えて民の言葉を直してゆく。イヨの国を治めるイヨツヒコは、アワ歌の効果に感動して、自分にアワツヒコという別名を付け、さらにイヨの国にも、アワ(阿波)という別名を付ける。以後、四国のことを伊予阿波二名とも呼ぶようになる。
┌ソサノヲ ウヒチニ┬ツノクヰ─オモタル ├ヒルコ │ ├アマテル───タナコ┐┌イヨツヒコ └アメヨロヅ┬アワナギ─イサナギ─┴ツキヨミ┐ ├┼トサツヒコ │ ├イフキヌシ┘└ウサツヒコ └サクナギ─イヨツヒコ─イヨツ姫┘
『ソアサ国 サクナギの子の イヨツヒコ 歌に言葉を 習わせて 二名を求む アワツヒコ』5文
愛媛県伊予郡松前町神崎字小斎院、伊豫
(イヨ) 神社
愛媛県松山市居合町、伊豫豆比古命
(イヨツヒコノミコト) 神社
┌ソサノヲ ウヒチニ┬ツノクヰ─オモタル ├ヒルコ │ ├アマテル───タナコ┐┌イヨツヒコ └アメヨロヅ┬アワナギ─イサナギ─┴ツキヨミ┐ ├┼トサツヒコ │ ├イフキヌシ┘└ウサツヒコ └サクナギ─イヨツヒコ─イヨツ姫┘
『タナコ姫 イフキト宮に 生む御子の 兄はイヨツヒコ トサツヒコ ウサツヒコ これ 御供に 行きてツクシの ウサに住む』28文
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