こゑね　　コヱネ　　kowene
こゑのね　　コヱノネ　　kowenone

【還根・(還の根)】【(籠結根・籠結の根)】
１．日の巡りの始点。北。
２．(繭)を織る根源。

『おはひめか　こゑねのくにに　みはおりて　たてまつるとき』ホ4
『こゑのねのくに　あちはせか　みねこしささく　これにめし』ホ24
『このこおくわに　いとなせは　ここりひめゑて　みはささく　こゑねのくにそ』ホ24

　
[1]
「こゑ(還)」＋「ね(根)」
「こゑ」はここでは「日の巡り」の意。
「ね」はその「原点・始点」を表し「北」を意味する。「ネより来たりてネに帰る」
[2]
「こ(籠・繭)」＋「ゑ(合・結)」＋「ね(根)」