★豊鍬入姫命から御杖代の役目を引き継いだ倭姫命は、伊賀、近江、尾張等を巡り、最後に伊勢国へと至る。 この長い御巡幸の旅を記した『倭姫命世記』には、垂仁天皇の22年に「飯野ノ高宮」で4年間、天照大神をお祀りしたと記されている。この飯野高宮ではないかと考えられているのが、松阪市の櫛田川に近い山添町にある神山神社である。現在は山麓にあるが、もともと社は山の上にあったといわれている。この他にも櫛田川ぞいには、神戸神館神社(下村町)、牛庭神社(下蛸路町)など、飯野高宮にかかわる神社や飯野高宮ではないかと考えられている神社がいくつも点在している。おそらく、飯野高宮に滞在した4年間の間にも、倭姫命は、大神の鎮座するにふさわしい土地を探してまわったことだろう。その伝説が今も櫛田川沿いの神社に残っている。
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