コウノミヤジンジャ 

高宮神社 (延喜式神名帳:神坐日向神社)
奈良県桜井市三輪。
祭神:日向御子神 (本来は 大物主大神の幸魂奇魂)

オオナムチが自分の先神霊貴霊業霊を祭るために、アオカキ山(ミモロ山)に建てた宮。
クシミカタマはこの貴霊業霊が人として世に生れた者らしい。
 

★三輪山の山頂には大三輪の神の奥津磐座があり、高宮(こうのみや)神社が鎮座する。高宮神社は上宮・神峰社とも称されているが、大神神社社蔵の古絵図には「神上ノ宮」、室町時代の「三輪山絵図」には「神坐日向神社」と記されている。「吾をば倭の青垣の東の山の上にいつき奉れ」と告げたことを述べて、さらに「此は御諸山の上に坐す神なり」と記すことの意味に注目する必要がある。
★現在の祭神は 日向御子神となっているが、明治18年大神神社から内務省へ、山上の高宮神社と山下の神坐日向神社が誤つて入替っているから、「大物主大神の幸魂奇魂」 に訂正したいと上申するも、翌19年1月に保留を指令されて現在に至るという経緯がある。
★『神名帳考證』では「神坐日向神社」について「櫛日方命、今三輪若宮」というと記している。実はこの神坐日向神社は「三輪山の嶺にあり、今、高宮と称す」と『大和名所図会』に書かれている。今も三輪山頂に社殿を構えている。恐らく大物主神の幸魂奇魂をこの三輪山に奉斎し「神神社」を創立したのは櫛日方命であり、その奉祭の場は三輪山山頂であったと推測される。
■この宮を最初に建てたのはオオナムチである。

 

  

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