葛木倭文坐天羽雷命神社
奈良県北葛城郡当麻町大字加守。
祭神:天羽雷命
相殿 蟹守神社:天忍人命 二上神社:大國魂命
天羽雷命は機織の神であり、各地に倭文氏により奉祀された。 相殿の天忍人命は不合尊の誕生に際し、海浜に産室を建て、箒を持って傍に侍り、蟹を払い去ったと神と伝わり、 産婆の神としてあがめられている。
[倭文神社] 衣料の始祖、倭文は染織の儀、紡織、養蚕、メリヤス等すべて糸を生業とする人は是の大神に帰依して事業の隆昌を賜るべし。
[加守神社] 産育の始祖その職号を蟹守と言う、カニは香泥即ち胎児の垢、後世掃部、加守、狩森、鴨田等の名あるはすべて蟹守の転訛、産科育児等にたづさわる人は祖神の居ます加守の地を第二の故郷として、しばし帰参去るべし。
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