カタタガフ

  

方違ふ。
方角を変える。ヘラ(穢方)を避ける。
  

【方違い】カタタガヒ・カタタガヘ −広辞苑より−
陰陽道(おんようどう)の俗信の一。他出する時、天一神(なかがみ)のいるという方角に当る場合はこれを避けて、前夜、吉方(えほう)の家に一泊して方角をかえて行くこと。

【天一神】ナカガミ −広辞苑より−
暦神の一。十二神将の主将、或いは地星の霊という。己酉の日に天から下って東北の隅に居ること六日、転じて正東に居ること五日というように順次に南・西・北を巡り、四隅に居ることそれぞれ六日、四方に居ることそれぞれ五日、計四四日で、癸巳の日に正北から天に上り、天上に居ること一六日、己酉の日に再び地上に下る。この神の天に在る間を天一天上という。下って地上に居る方角を「ふたがり」といって、この方角に向かって事をすることを忌み、その日他出するときは方違(かたたが)えをする。
  

ヲコヌの尊の ホツマ法 敷き座す君を いかすれば たとい東北魔に 障なすも』ミ8文
穢方より '傾ふ 方' 違ひ あらかねの埴を 篤く錬れば 守の恵みに 適ふ成る』ミ8文

  

  

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