【(下侍・豎侍・従侍)・倭文部】
下級の侍。雑兵。足軽。下っ端。
『このときに しとりへたてへ おほあなし ゆみやはつかし たまへかみ』ホ37 |
「しとり(垂り・湿)」+「へ(侍・部・兵)」
「しとり」は「しとる(垂る・湿る)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・低まる・劣る」などの意。
【豎・従】しとべ・しとりべ −広辞苑より− (シリトリベ(後取部)の約。シトリベとも) 主人の後に従って仕える者。ともびと。従者。 皇極紀「健人(ちからひと)を名づけて東方(あずま)のしとべと曰ふ」 |
10/08/15
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