みつれはかくる  ミツレハカクル  miturehakakuru

  

【満つれば欠くる】
満ちれば欠ける月のように、万物万象は「生 → 盛 → 熟 → 枯」のサイクルの中にある、という陽陰和る道を表した詞。

『いつもやゑかき おほなむち みつれはかくる ことはりか』ホ10
みつれはかくる よこしまの はやるますひと むらかるる』ホ191

 
「みつれ(満つれ)」 ば 「かくる(欠くる)」
「みつれ」は「みつ(満つ)」の已然形。「かくる」は「かく(欠く・痩く)」の連体形。

類語:「たせはまかれる(足せば罷れる)

  

13/10/30

   

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