【振根】<人名>
(神を)崇める主。
『たけもろすみお つかわせは かんぬしふりね かんほきに つくしにゆきて』ホ34 『のちふりね かえてゐいりね せめいわく いくかもまたて なとおそる』ホ34 『あにのふりねか あさむきて やみやのたまも はなかよみ』ホ34 『きひひこと たけぬわけとに みことのり ふりねうたれて』ホ34 『かよみおしふり ねみかかみ みそこたからの みからぬし』ホ34 |
「ふり(振り・奮り)」+「ね(根・主)」
「ふり」は「ふる(振る・奮る)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・敬う・尊ぶ・勢い付ける・栄す・中心に置く・至す」などの意。
類語:「かんぬし(神主・館主)」
10/01/12
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