マダラダケ

  
斑竹。
コノハナサクヤ姫が身の潔白を示そうと、火をつけたウツムロの周りを囲む 焦げた竹垣を捨てた後に、斑の竹が生えてきたもの。以後これで臍の緒を切るのが習わしとなる。この斑竹を模様にしたものが幸菱で、婚礼衣装や産着に用いる。
  

【斑竹】マダラダケ −広辞苑より−
1.稈の表面に紫褐色などの斑文のある竹の総称。観賞用。稈は器具用。はんちく。とらふだけ。
2.淡竹(はちく)の稈に斑文のあるもの。雲文竹(うんもんちく)

【臍の緒】ホゾノヲ −広辞苑より−
1.臍帯(さいたい)。へそのお。
2.新生児の臍の緒を竹刀で切る儀式。また、その役目。
  紫式部日記「御―は殿のうへ。御乳つけは橘の三位」

【竹刀】あおひえ −広辞苑より−
赤児の臍(ほぞ)の緒を切るのに用いたという、青竹製の小刀。
神代紀下「―を以てその児の臍(ほそのお)を截(き)る」
  

幸菱は 昔この 鬱室囲む 竹焦げて 棄つれば生える 斑竹27文
『紋に写して 御衣の名も "最愛圧し"と 妹背の御衣 産着に用ゆ 基ぞ 臍の緒切れる 竹もこれ』27文

  

  

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