やち  ヤチ  yati

  

【八千】
1.8000。
2.正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま

『とよけみつから みそきして やちくらちきり ぬきんつる いつち』ホ4
『むかしたまきね ちかいして かつらきやまの やちみそきホ4
そむよろやちの ものそひて ひとうまるとき もとつかみ』ホ14
『みそきして さわるよこかお のそかんと やちたひいのる』ホ14
『このときに やもよろかみも もろたみも をしゑおききて やちたひに』ホ14
『ほつまきみ かつらきやまの やちくらの みそきもみちて』ミ逸

 
や(八)」+「ち(千)
また「やつ(弥つ・熟つ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

変態:「やた(八咫)
類語:「やそ(八十)」「もも(百)」「ゐも(五百)」「やも(八百)」「ももち(百千)」「よろち(万千)」「ちち(千々)」「やよろ(八万)」「やそよろ(八十万)」「やもよろ(八百万)

  

10/03/22

  

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