やすみせし  ヤスミセシ  yasumisesi

  

【(和み為し/八隅為し)・安見知し・八隅知し】
1.柔和なさまを表す〜。

やすみせし おとめのみめに ましわれは たつさえいるる はなむしろ』ホ38

2.和を実現する〜。八隅を治める〜。

『たかひかる あまのひのみこ やすみせし わかおほきみの』ホ40

 
やすみ(和み/八隅)」+「せ(為)」+「し(如・然)
「せ」は「す(為る)」の連用形(特殊)。
ここでは「A: 合わす・現す・表す・収(治)める」などの意。
「し(如・然)」は「き(如・然)」の連体形。原則として動詞・助動詞の連用形に付く。ただしカ変動詞には「こし」「こしか」「きし」「きしか」、サ変動詞には「せし」「せしか」「しき」のように付く。

変態:「やすみしし(八隅知し・安見知し)
関連語:「やすんす(安んず)

 

『八隅知し 我が大君 高光る 我が日の皇子の 馬並めて 御狩り立たせる 若薦を 獦路の小野に 鹿こそば い這ひ拝め うづらこそ い這ひ迴れ 鹿じもの い這ひ拜み うづらなす い這ひ迴り 恐みと 仕奉りて 久方の 天見る如く 真十鏡 仰ぎて見れど 春草の 弥珍しき 我が大君かも』万三 柿本人麻呂

  

10/08/20

  

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