あふら  アフラ  afura

  

【油・脂】
1.正の方向に離れるもの。「本質・精・エッセンス・源泉」 水(陰)に浮くもの。陽。
2.正の方向に離すもの。「上げる・揚げる・勢いづける・沸き立たせる・栄す」もの。燃料。

『つさおへて ねにきてすめる ねすみおは あふらにあけて いとふへし』ホ8
『ともしひの かきたてあふら へることく ほかちいのちの あふらへる』ホ15
『みのあふらへり けもかれて やかてまかるそ ふつきなか すすしろくえよ』ホ15
『ういのひといき まとかにて みつにあふらの めをわかれ』ホ16
『をははにむかひ とつくとき かりのししなみ ほねあふらホ16
『みおくたき はたらくとても こころむく あふらさかんに こおうるそ』ホ16
『くにかみなとは たみのため こころつくして あふらへり こたねまれなり』ホ16
『はおかんかえて あふらかす いれてかすやの はにみつる』ホ25
『みつにあふらの うかむさま めくるうつほの そのなかに』ミ6

 
あふる(炙る)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。これは陽陰の生成過程で先に上って天となった「陽」の属性を示す。

『アメノミヲヤの 成す息は 際なく動く 天元神 水に油の 浮かむ様』ミ6

  

09/09/02

  

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