クスゴゼンヤハシラジンジャ・クスノミヤ

 
楠御前八柱神社 (楠の宮)
三重県志摩市浜島町南張。 
祭神:久須姫命 (天照大神の斎王)
  

楠御前八柱神社が正式名で祭神はイザナギの命イザナミの命、それに久須姫の命 (天照大神の斎王) の神々です。この神社の起源は、十二代景行天皇の頃神宮に奉仕することになった久須姫が、神宮へ御納めする食料を得るために御食つ国、志摩へ御使いになりました。有る小さな村に来ると、打ち寄せる波の美事さに魅かれこの村を浪張りと呼ぶことにしたそうです。これが南張と言う地名になったと言うことです。その後姫は南張に住み着き、九十余歳の年を全うしてお隠れになったために、漁民ら村人達は姫の徳を称えてその地に楠の木を植えて祀ったのが楠の宮の由緒です。

  

  

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