【(彼方過ぎ)・阿治須岐】<人名>
あの世に越えてしまった者。
『やほたまゆらと まとふとき いかるあちすき たかひこね』ホ10 『みすまるの あなたまはやみ たにふたわ たらすあちすき たかひこねそや』ホ10 |
「あち(彼方)」+「すき(過ぐ)」
「あち」はここでは「あちらの世界・あの世」の意。
生きている内に「ふたあれ(再生)」の称号を賜ったことを言うか。
それ故、死んだアメワカヒコに間違えられたことが無性に腹立たしかったのでは。
類語:「すてしの(捨篠)」「ふたあれ(再生・再現)」「ひこね(彦根)」
10/06/07
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