かしこ  カシコ  kasiko

  

【恐・畏・賢】
1.正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま
2.(相対的に) 気後れするさま。気が引けるさま。恐れ多いさま。

『むよのつき おもたるのかみ かしこねと やもおめくりて たみおたす』ホ2
『ふたかみおはお たたゑます きくきりひめも あなかしこかな』
ホ4
『とかあやまちも ふためとの かしこところの ひきつりに』ホ8
『やたのかかみの みなのあや いとめくみなり あなかしこかな』ホ17

 
かしく(炊ぐ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

変態:「かしき(畏・赤白黄)
派生語:「かしこし(畏し・賢し)」「かしこむ(畏む)

  

10/03/22

  

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