【被る・冠る】
A: 合わす。収める。籠る。覆う。
D:
正の方向に離す。「上げる・上に置く」
『ひめうらみ ふすまかふりて こたえなし かえことすれは』ホ24 『ものぬしかかえ くすあみお ゆひかふらせて ややころす』ホ29 『しらうとこくみ ははおかす かないまにあり きみまねて かなおかふるや』ホ32 『へのいさの ふねはをしゑの をおなむち うえみぬきぬお かふりゐさめつ』フへゐさ |
「かふ(交ふ/上ふ)」+「ふる(触る/奮る)」の合成。
両語ともここでは「A:
合う/合わす・収まる/収める」、また「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「上げる・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・上に置く・至らす」などの意。
変態:「かむる(被る・冠る)」「かふむる(被る)」「こもる(籠る)」「かはふ(庇う)」
派生語:「かふろは(禿葉)」
【(禿る)】
1.離れる/離す。失す。空く。
2.負の方向に離れる。「低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」
「かふ(離ふ/枯ふ)」と同義語「ふる(放る/降る)」の合成。
ここでは「B: 離れる・退く・空く」、また「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」などの意。
変態:「かむる(禿る)」
派生語:「かふろ(禿)」
10/02/23
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