クシダジンジャ(1)

 
櫛田神社 (飯野高宮神山神社摂社)
三重県松阪市櫛田町。 
祭神:大若子命、櫛玉姫命、須佐之男命熊野大神
  

天照大神は美濃の国から廻って安濃の藤方の片樋の宮においでになった。その時、安佐賀山に荒ぶる神がいた。これがため倭姫命は度会の郡の宇治の村の五十鈴の川上の宮に入り給わず、藤方の片樋の宮に奉斎した。倭姫命は中臣の大鹿島命と伊勢の大若子命と忌部の玉櫛命を遣わして天皇に申し上げさせた。天皇が仰せられるには「その国は大若子命の先祖の天日別命が平定した国である。大若子命よ、お前がその神を祭り鎮めて倭姫命を五十鈴の宮にお入れ申し上げなさい。」大若子命はその神を祭ってすっかり安全に鎮め、そこで社を安佐賀に建てて祭った。当神社の御祭神は倭姫が櫛を落とされたのでこれを拾って差し上げた神。

  

  

クシダジンジャ(2)

 
櫛田神社
福岡県福岡市博多区上川端町。 
祭神:大幡主神
  

天平宝字元年(757) 伊勢国の櫛田神社 (現在、松坂市) の分霊を当地に勧請したのに始まる。祭神の大幡主神は別名・大若子命。越の国(北陸)の賊徒阿彦を討伐することを命ぜられ、大いに旗(幡)を挙げて戦いに勝ったので大幡主と呼ばれる。越後や佐渡にも、この神を祀る神社がある。

  

  

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