うねひ  ウネヒ  unehi

  

【畝傍】<地名>
正の方向に離れるさま。高み。盛り上がり。畏き所。

うねひねの さゆのはなみと みあえして むろやにめせは』ホ31
『さゆかわゆ くもたちわたり うねひやま このはさやきぬ かせふかんとす』ホ31
『あくるふゆ おくるうねひの まなこたに なそよにまして』
ホ31

 
「うねふ」の名詞化。
「うねふ」は「うぬ(上ぬ・熟ぬ)」と同義語「ねふ(伸ふ・熟ふ)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。

変態:「うねり」「うなり(唸り)」「いなひ(稲日)」「いなり(稲荷)」「みのり(実り)
関連語:「うね(畝)」「うな(項)」「みね(峰)」「むね(胸・棟)」「おね(尾根)」「やね(屋根)

  

09/12/23

  

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