かろし  カロシ  karosi

  

【軽し】
D: 正の方向に離れる如し。「上がる・勢い付く・栄る」如し

『をはきよく かろくめくりて あまとなり めはなかにこり くにとなる』ホ14
『きよきうと かろくちりんと なかのぬと みたもひおうむ あねとなり』ミ10

  ●<相対的に> 重みがない。重要でない。劣っている。薄い。

『なんちまた かかみのとみは かろからす かみおみやこに ととむへし』ホ28
『ちきのうち そくはうちみや うちかろく やたみゆたかに』ホ36

 
かろ(軽)」+「し(形容詞語尾)
「かろ」は「かる(上る)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

変態:「かるし(軽し)」
反対語:「おもし(重し)
派生語:「かろきよし(軽清し)

  

09/08/16

  

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