1960年 (昭和35年) 5月21日 土曜 | 前の記事 | 目次 | 次の記事 | |
ライヴ演奏:ノーザン・ミーティング・ボールルーム/インヴァネス |
シルバー・ビートルズ (The Silver Beetles)
のスコットランド・デビューの翌日、彼らは北に150マイル
(約240km)
移動して、リヴァプール出身の歌手ジョニー・ジェントル
(Johnny Gentle) との7日間のツアーを続ける。この日はインヴァネス
(Inverness) のノーザン・ミーティング・ボールルーム
(Northern Meeting Ballroom) での演奏だった。
広告ビラにはこのグループの他に、ロニー・ワット (Ronnie Watt) とザ・チェカーズ・ロック・ダンス・バンド (The Chekkers Rock Dance Band) の名も載っていた。このショーは「ザ・ビート・バラード・ショー (The Beat Ballad Show)」と銘打って宣伝され、7:30pmから11:30pmまで続いた。入場料は8:00pmまでは3シリング、その後は5シリングだった。
シルバー・ビートルズが演奏する一方で、このダンスホールの階下のメインルームではリンゼイ・ロスと彼のフェイマス・ブロードキャスティング・バンド (Lindsay Ross and his Famous Broadcasting Band) が年長の来場者のために、懐かしのダンス・ミュージックを演奏した。
ショーの終了後ホテルで、ジョニー・ジェントル
[本名:ジョン・アスキュー (John Askew)]
は自分で書いていた「I've Just Fallen For
Someone」という曲に取り組む。ジョンはこの曲に4行の歌詞を提供して中間の8小節を手伝っている。
We
know that we'll get by Just wait and see Just like the song tells us The best things in life are free |
この曲は後にダレン・ヤング (Darren Young)
と名を変えたアスキューによってレコーディングされ、1962年8月に「My
Tears Will Turn To
Laughter」のB面としてパーロフォンからリリースされている
(Parlophone:R4919)。この曲にジョン・レノン (John Lennon)
のクレジットはなく、3000枚ほど売れたがヒットチャートには載らなかった。
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ライヴ演奏 タウン・ホール |
ライヴ演奏 ダルリンプル・ホール |