1960年 (昭和35年) 4月24日 日曜 | 前の記事 | 目次 | 次の記事 | |
ライヴ演奏:フォックス&ハウンズ/バークシャー |
ジョンとポールの二人がバークシャーのカヴァーシャム
(Caversham, Berkshire) にあるフォックス・アンド・ハウンズ
(Fox and Hounds)
というパブで演奏した2日の内の2日目。この時ジョンとポールは『ナーク・ツインズ
(Nerk Twins)』という名で出演している。
このパブはポールのいとこのベット・ロビンズ (Bett
Robbins) とその夫マイク (Mike) がオーナーだった。ジョンとポールは復活祭の休暇 (Easter holiday)
に1週間ここを訪れて、カウンターの後ろで働き、そして土・日曜には演奏した。
ジョンと僕はヒッチハイクしてそこに行ったんだけど、2人に多くの経験をさせた何かだった。友情を確かめ、お互いのフィーリング、夢、野心を感じ合った。とてもいい思い出となるすばらしい1周間だった。特に思い出すのは、ジョンと僕が1つのシングルベットに2つの体を押し入れて寝ようとした特、マイク・ロビンズが、彼は本当にいいやつだった、電気を消して「おやすみ」を言いに来た。その時僕は「マイク、ジョーン・ボーイズ (Jone Boys) と一緒だった時、どんな感じだった?」と聞いてみた。僕はジョーン・ボーイズとマイクが一緒に写っている写真の切抜きを持っていたんだ。彼は「ああ、あれは本当によかった … 」とショービジネスの話をしてくれた。僕らの知る人々の中で、彼はそういう情報を持っている唯一の人だったんだ。僕とジョンのショービジネスへの夢は、彼とその奥さんによって培われたんだと思う。 | |
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ポール・マッカートニー |
この2人の演奏は、12-2pmの忙しいランチタイムに行われた。この後ジョンとポールは再びヒッチハイクしてリヴァプールに帰った。
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ライヴ演奏 フォックス&ハウンズ |
オーディション ブルー・エンジェル |