1956年 (昭和31年) 11月11日 日曜   前の記事 目次 次の記事
 ポール、ロニー・ドネガンのリヴァプール公演を見る

  
ポール・マッカートニーはこの日、リヴァプールのエンパイア劇場 (Empire Theatre) でスキッフル (skiffle) の王様 ロニー・ドネガン (Lonnie Donegan) のパフォーマンスを見る。

このコンサートはポールを触発し、ギターへの道を彼に開くことになった。この後まもなくポールは、4ヶ月前の14歳の誕生日に買ってもらったトランペットをギターに交換している。
  

それが始まったのは僕の母の死の後からだった。それは憑依物となった。それは彼の人生のすべてを乗っ取った。それはあの時やって来て、現実から逃れる道となった。

 

マイク・マッカートニー

   
このギターは透明塗装のアコースティック・ギターでメーカーは不明。入門者用の18フレットのものだった。ポールはこの年の終わりまでにはゼニス (Framus Zenith) のギターに乗り換えている。ゼニスのものは1960年まで使用した。

  

  

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