きに  キニ  kini

  

【(熟)】
正の方向に離れる/離すさま。 拡大。増強。

いのきにの きつさにとみの あらそひも つさをはやめて きにやにくらん』フいきに
ふのきにの あらそうとみの ことわりお やわせはたみの ふゆそきにける』フふきに
へのきには つまのふをみも なおとみと いうもよききに なかれゑるなり』
フへきに
をのきにの いさおしおとに あるなれは ゐゑもさかいも さにそきにける』フをきに
しのきにの とほこにみつの あらそひも あにかおろかに きもやつむらん』フしきに

 
きぬ(熟ぬ・貴ぬ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。

変態:「きね(捏・熟・貴)くの(熟)」「この(熟)」「こな(熟)」「こね(捏)」

  

10/09/11

  

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