1963年 (昭和38年) 2月20日 水曜 前の記事 目次 次の記事
 オーバー・ダブ:『Misery』『Baby It's You』

 

場所

EMIアビーロード第1スタジオ (Studio1/EMI Studios, Abbey Road)

プロデューサー

ジョージ・マーティン (George Martin)

エンジニア スチュアート・エルサム (Stuart Eltham)
録音楽曲 Misery,  Baby It's You

  
ビートルズはこの夜ヨークシャー・ドンカスター (Doncaster, Yorkshire) で開催されるショーに旅立つ前に、ラジオ番組に生出演するためロンドンに来ていたのだが、この『Please Please Me』アルバムのオーバー・ダブ・セッションには彼らは参加していない。

この日、プロデューサーのジョージ・マーティン (George Martin) は、10:30am~1:00pmに『Please Please Me』アルバムに収録される2曲の基本トラックに音を重ねた。まずは『Misery』にピアノのパートを重ねた。次に『Baby It's You』にピアノとチェレスタのパートを重ねたが、ピアノを重ねたテイクは採用されなかった。

このセッションでのテープ操作手はジェフ・エメリック (Geoff Emeric) だった。1966年以降のビートルズのレコーディングにおける音響技師としての彼の貢献は、彼らのサウンドの発展にとってきわめて重大であった。

  

  

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ライヴ演奏
キャバーン・クラブ (夜)
ラジオ出演
『Parade Of The Pops』