1962年 (昭和37年) 6月19日 火曜 | 前の記事 | 目次 | 次の記事 |
ライヴ演奏:キャバーン・クラブ (夜)/リヴァプール |
この日はビートルズのキャバーン・クラブのイブニング・ショーへの74回目の出演だった。このショーは「ブルー・ジーンズ・ゲスト・ナイト
(Blue Genes Guest
Night)」と名付けられ、またザ・マージー・ビーツ (The
Merseybeats) も出演した。
僕はいつもマッカートニーは生まれながらのリーダーだと思っていた。レノンは横柄そうにピアノに寄りかかってあそこに立っていた。僕らは彼が膝を曲げて自分の鼻を見下ろしながら『Please Mister Postman』を歌うのをワクワクしながら今か今かと待っていた。レノンはあまり人に愛想がなく、ほとんどの場合僕は完全に無視された。ポールは愛想がとても良かった。覚えているのは、マイク・ミルワード (Mike Millward) ポールの誕生日 [前日だった] だからとランチタイムにケーキを運んでやると、彼はとても喜んでいた。ケーキを貰ったと言って跳ねまわっていたよ。 | |
|
コリン・ミドル・ブロウ (ザ・ジェイウォーカーズ) |
ランチタイムショーも含めると、彼らのキャバーン出演はこれが180回目だった。
ビートルズのキャバーン・クラブへの正確な出演回数は判っていない。しかし1961年2月9日から1963年8月3日までの期間に、少なくともランチタイムショーで155回、イブニングショーで125回の演奏を行っている。
前の記事 | 目次 | 次の記事 |
ラジオ収録 ヒア・ウィ・ゴー |
ライヴ演奏 タワー・ボールルーム |