1961年 (昭和36年) 6月24日 土曜 | 前の記事 | 目次 | 次の記事 | |
録音:「エイント・シー・スィート」他 with トニー・シェリダン |
トニー・シェリダン (Tony Sheridan) とビートルズ (The Beatles)
は、前日・前々日とハンブルグのフリードリッヒ・エーベルト・ハレ
(Friedrich Ebert Halle)
で数曲のレコーディングを行ったが、この3回目のセッションは、ハンブルグ・トンドルフ
(Tonndorf, Hamburg) のラーラウ (Rahlau)
128番にあるスタジオ・ラールシュテッド (Studio Rahlstedt)
というプロ用のスタジオで行われた。
フリードリッヒ・エーベルト・ハレのセッションでは、「マイ・ボニー (My Bonnie)」「ザ・セインツ (The saints)」「ホワイ (Why)」「クライ・フォー・ア・シャドー (Cry For A Shadow)」の4曲が生まれていたが、3日目のこの日は新たに「エイント・シー・スィート (Ain't She Sweet)」「Nobody's Child」「Take Out Some Insurance On Me, Baby」の3曲が録音された。
「エイント・シー・スィート (Ain't She Sweet)」ではジョンがリード・ヴォーカルを取っていて、これは後1995年に『アンソロジー1』に収録された。他の2曲はトニー・シェリダンが歌っている。このレコーディング・セッションは、オーケストラリーダーのベルト・ケンプフェルトが (Bert Kaempfert) プロデュースしたものである。
ビートルズは後の1962年5月24日に、最後のセッションのためにスタジオ・ラールシュテッドに戻り、そこで「Sweet Georgia Brown」と「Swanee River」をアレンジした2曲を録音している。
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録音 「マイ・ボニー」他 |
移動 ハンブルグからリヴァプール |