ビートルズ詳解 The Beatles’ Corpus
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1961年 (昭和36年) 1月5日 木曜		前の記事	目次	次の記事
ライヴ演奏：リザーランド･タウン･ホール／リヴァプール

　　
ビートルズは、ハンブルグに滞在を終えた後イギリスに戻り、1960年12月27日にリザーランド･タウン･ホール (Litherland Town Hall) で行われた帰国公演で圧倒的な大成功をおさめた。この日は、彼らのそのホールへの2度目の出演であった。

この夜のショーはブライアン･ケリー (Brian Kelly) によって主催された。北リヴァプールのあらゆる会場で、彼のビーケー･プロモーション社 (Beekay Promotion) が企画するイベントが催されていた。ビートルズはこの日から1961年3月11日までの期間に、ビーケー･プロモーション社との契約により36回の演奏している。その契約のいくつかは1960年12月27日のショーの直後に結ばれたものであった。

この日、ポールは初めてベースギターを演奏している。スチュアート･サトクリフがハンブルグに残ったため、その穴埋めにチャス･ニュービー (Chas Newby) が臨時代理のベーシストとして参加していたが、そのチャスも昨年の12月31日で抜けたからである。

ビートルズはこの日の出演に7ポンド10シリングを報酬として受けている。観客としてロリー･ストーム＆ザ･ハリケーンズ (Rory Storm and the Hurricanes) のジョニー･ギター (Johnny Guitar) とリンゴ･スターが見に来ていた。彼らは1昨日にハンブルグから戻っていた。

ビートルズはリザーランド･タウン･ホールに20回出演している。その最後のショーは1961年11月9日に行われる。