ビートルズ詳解 The Beatles’ Corpus
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1963年 (昭和38年) 1月26日 土曜	前の記事	目次	次の記事
ライヴ演奏：キングズ･ホール／ストーク･オン･トレント

　　
エル･リオ･クラブ (El Rio Club)／エル･リオ･ダンスホール (El Rio Dance Hall) での公演に続くビートルズのこの日2つ目の出演は、スタッフォードシャー (Staffordshire) の町ストーク･オン･トレント (Stoke-on-Trent) のグリーブ通り (Glebe Street) にあるキングズ･ホール (King's Hall) での公演だった。

このショーの中でビートルズはこれ1回きり『Walk Right In』をカバーして演奏している。この曲はアメリカのルーフトップ･シンガーズ (Rooftop Singers) のニューヒットで、アメリカのチャートではNo.1に輝いていた。

キングズ･ホールの楽屋ではジョン･レノンとポール･マッカートニーが『Misery』を書き始めている。この曲は後にビートルズのデビューアルバム『Please Please Me』に収録されるのだが、当初ははヘレン･シャピロ (Helen Shapiro) にプレゼントするつもりの歌であった。彼女とは1週間後に始まるビートルズ初のUKツアーで同行することになる。

またこの日の10:00pm～12:00pmに、1月22日に収録したBBCのラジオショー『Saturday Club』がオンエアされている。