コノジンジャ

 
籠神社
京都府宮津市字大垣430。 
祭神:彦火明命 配 天照大神、豊受大神、海神、天水分神 
奥宮 真名井神社:豊受大神
  

もともと、匏宮(よさのみや)として奥宮(真名井原の地)に豊受大神が鎮座。崇神天皇の御代、天照大神が大和笠縫邑から現社地に遷座し、與佐宮と呼ばれていた。豊受大神が伊勢国度会郡山田原へ遷宮した後、当社は、彦火明命を主祭神として祀られたという。 

社殿の建築様式は伊勢神宮とほぼ同様の唯一神明造であり、古来三十年毎に御造替の制。心御柱や棟持柱があり、特に高欄上の五色の座玉は伊勢神宮正殿と当宮以外には見られない。本宮の千木鰹木は女つくりで、真名井神社のそれは男つくりとなっている。天橋立が参道であったと云う。

また、例祭は第四代懿徳天皇の四年に始まった祭儀・御生(みあ)れの神事に始まり、藤祭と称したものが、欽明天皇の御代に賀茂神社の賀茂祭が葵祭と称された時、当社も葵祭と変称した。

彦火明命を始祖とする海部氏(アマベ)によって奉斎されてきた神社で、「海部氏系図」は国宝にもなっている。海部宮司家に国宝以上に重要なものとして伝えられてきたのが、神宝「息津鏡」「邊津鏡」で、国宝系図に天祖からこれらの鏡を授かったと書かれている。 

  

  

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